―どんなお客様がお店によくいらっしゃいますか？―

「常連さんが多いですが、やはり鎌倉という地なので、外国人のお客様も多くいらっしゃいますね。英語を話せる外国人のお客様ならカタコトで何とかしてたんですが、英語が話せない人がいらっしゃった時にどうにも対応できなくて大変でした。カタコトで何とかすると言っても、同じように外国人のお客様が多いお店を持っている友達からちょっと教わったくらいだから、早口で一気に話をされてしまうと全く聞き取れなくて困ってました。注文を取りに行くので精一杯でしたね。

うちのお店はカウンターに食材を並べて、選んでもらう形式なんですが、「これは何？」って聞かれると返答に困っていましたね。お客様が代わりに説明をやってくれることもあったりしましたが…。ある時、何度もPure Whiteって言ってて、はんぺんの事だって分かってはいたんですけど、どう説明していいか分からなかったんですよね。とりあえずfishの何とか…って言ってみたけど、最終的にいらないって言われたことがありましたよ（笑）」

―「グルくる」を導入する決め手は何でしたか？―

「外国語の対応をしなくていい点はもちろんなんですが、『どういう風になるんだろう』って興味があった点も大きいですね。（タブレットを指さして)これ自体の扱いもよく分からないので、どういう風になるのか想像つきませんでしたが、持っているだけで使い道のなかった端末で出来るのが良いなと思いました。難しいんじゃないかと不安でしたが、簡単に操作できるようになっているので良かったです。」

―最後に、「グルくる」の感想をいただいて宜しいでしょうか？―

「お客様に受け入れてもらえるか不安でしたが、分かりやすい操作ガイドを作ってもらったりしたので、お客様にすんなり受け入れてもらえるようになっていきました。一回触る（タップ）するだけでログインされるので、あとはお客様のオーダーを待つだけで良い。外国人のお客様に対する負担も減りました。Waterの発音とか難しいですしね（笑）面白いし、良いと思いますよ。」